秩父・ツーリングスポット

[奥秩父] 「大除沢 不動滝」へのルート・アクセス方法 [山登り]

2021年5月14日

写真は3段あるうちの1段目と2段目

今日は秩父の観光スポットの中でも、比較的山奥にある「大除沢不動滝」へのアクセスについてです。

今回も先日購入した三脚を使いたいので「滝」が目的です。(スローシャッターで遊びたい)

秩父にはいくつか有名な滝がありますが、今回行った「不動滝」はその中でもかなり大きな滝です。

3段になっていて合計だと50mくらいあるようです。

大除沢不動滝。入り口の休憩所
大除沢不動滝。入り口の休憩所

周辺に駐車場がないので、入り口となる休憩所の近くに車、バイクを停めて向かいます。(所々道幅が広くなっている場所があるのでそこに停めます。)

ここは三峰神社への入り口となる信号機から数分の場所です。

この付近は(特に二瀬ダムを過ぎてから)かなり山奥感があり、道路のコンディションもあまりよくありません。

狭い場所があったり、路肩に落ち葉が積もっていたり、苔が生えていたりするので安全運転で進みましょう。

写真は取れませんでしたが、野生の猿もいました。

「不動滝」入り口の看板
「不動滝」入り口の看板

入り口はここです。

大まかな道順としては、こんな感じです。

1・川を渡るために一度谷を下っていく。
2・吊橋(荒川)を渡る。
3・車を停めた場所から見える「対岸の山」を登る。(途中までです)
4・休憩所が出てきたらもう少し。少し下って滝に到着。

「川を渡る」ために一度、谷を下っていく

まずは川を渡るために下っていく
まずは川を渡るために下っていく

最初は整備された道を進んでいきます。下り道なので比較的楽に進めます。

少しでも道を外れると、かなりの傾斜があるので気をつけながら進みましょう。

ドライブやツーリングなどに行くと、山岳部では「ヘアピンカーブ」が連続している道がよくありますが、そんな感じです。決して広い登山道ではないので、すれ違う時はお互いに少し気を使う必要がありますが、すれ違い自体は可能です。

「吊り橋」を渡る

荒川に架かる吊り橋
荒川に架かる吊り橋

下には川が流れていますが、これは「荒川」です。

前回紹介した三峰登竜渓でも荒川を渡りましたが、そこよりも上流となります。もちろん水がキレイです。

吊り橋なので少し揺れます

とはいえフェンスがありますし、下も見えにくいので高い場所が苦手な方でも大丈夫だと思います。

クモの巣に気をつけながら進みましょう(笑)

 車を停めた場所の「対岸の山」を登る

スタート地点の対岸に見える山を登っていく
スタート地点の対岸に見える山を登っていく

ここからが山登り本番です。

ここまでは下りでしたが川を渡ってからは上りです。拳より大きいくらいの岩がゴロゴロしていますし、急傾斜なのでゆっくり登って行くほうがいいと思います。

僕は当日の朝寝坊したため、現地についたのが夕方でした。時間に余裕がなかったので急いで登りましたが汗だくになり、トレーニングをしているような感覚になりました(笑)。

傾斜が強く「ヘアピンカーブ」のような道を登っていくので、少し前に歩いている人がいる場合上から落石があるかもしれません。注意しながら登りましょう。

このあたりから体がしんどくなってきます

「学生」や「運動が趣味」な人はスイスイ行けると思いますが、普段「デスクワークで運動をしていない体」には少し堪えました。

知らないうちに体力が無くなっていてショックです(笑)

吊橋までの下り坂よりも「急斜面の上り坂」が長く続くので体的にはしんどいですが、我慢して登って行きます。

※前回の反省を生かして、今回はスニーカーで来ましたが、滑って転びかけました。今回の道も「登山靴かスニーカー」で来たほうが良さそうです。

この付近、山からの湧き水が多いのか苔がキレイでした。

湧き水の近くには苔がびっしり
湧き水の近くには苔がびっしり

ツボゴケでしょうか?水が滴っている場所にびっしりと生えていました。

休憩所から「少し下ると滝」

神社の摂社と末社のような建物
神社の摂社と末社のような建物

上り道がどこまで続くのか、少し不安になって来ますが途中から滝の音」が聞こえて来ると思います。

音が聞こえてきたら後少しです。

ある程度登ると、「休憩所」と「トイレ」、「神社の摂社と末社(本殿ではない小さな建物)」のようなものが出てきます。

ここまで来たらもうすぐです。冬の緑が少ない時期ならこの場所から滝が見えるのかもしれません。

灯籠の間を抜けて道なりに進めば滝があります。

写真は3段あるうちの1段目と2段目
写真は3段あるうちの1段目と2段目

重なってしまいわかりにくいですが、滝の手前にある木がこの滝とセットで「有名なトチノキ」です。

巨大な「トチノキ」と滝を一緒に写真に収めるなら広角レンズが必要です。
巨大な「トチノキ」と滝を一緒に写真に収めるなら広角レンズが必要です。

「滝の周辺も傾斜が急」なので撮影できる場所が限られています。足をプルプルさせながらの撮影でした(笑)

本来は滝とトチノキをセットで撮影したかったのですが、換算24mmでは上手いこと収めることができませんでした。超広角に該当するレンズがあればいい感じに撮影できたかもしれません。

看板の近くまで降りて行けます
看板の近くまで降りて行けます

看板のあたりまでは行けます。

前回の竜門の滝に比べると滝の規模が大きいので迫力があります。昔はこの滝で修行をしていたようですが、僕にとってはここに来るまでの登山が修行でした(笑)。

撮影し終わったら、少し休憩して帰路につきます。

「大除沢 不動滝」へのルート・アクセス方法 〜まとめ〜

今回は、現地到着時間が遅かったので急いで登ることになってしまいました。

当日は、一組に会いましたが、道中ほとんど人の気配はありませんでした。(平日の夕方だからかもしれませんが)

駐車場からすぐのお手軽スポットではないですが、その分滝に到着した時の感動もあります。(車を停める場所からはだいたい3〜40分くらいです。

このご時世ですので、休日に人出が多い場所に行くのは難しいです。

自然の多い場所に行くのも楽しいですよ!

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