今日は「エアフィルターの交換」についてです。
みなさん自分のバイクのエアフィルターはいつ交換しましたか?
僕のバイクは色々手が加えられていますが、セッティングを出すために一度ノーマル状態に戻しておこうと思います。
デチューンです(笑)
フィルターの使用可能期間はマニュアルに記載されています。
CB400SS・CL400では「40000キロ」走行毎の交換と指定されています。
だいぶ長いですよね(笑)
部品番号はこちらです。
CL400用は「17230−mbv-000」CB400SS用は「17230-mbv-730」
CL用は廃盤となっていて、CB400SS用は「2508円」でした。パーツリストの金額は「2150円」なので少し値上がりしています。
新車の生産終了から年数が経過している車両ですが、消耗品に関しては良心的な値段で提供してくれていますね。
エアフィルターには「乾式」「湿式」「ビスカス式」の3種類があります。
「乾式」
乾燥しているタイプで普通のフィルターです。
ろ紙か不繊布で作られます。空気抵抗が少なく、砂やホコリに強いです。
「湿式」
オイルを塗布させるタイプのフィルターです。
このタイプは洗浄して繰り返し使う事が出来ますが、使用年数が長くなるとスポンジがボロボロに崩れてしまう事があります。
空気抵抗は少し多いです。オイルを含んでいるので、砂や埃に加え、水分にも強いです。
「ビスカス式」
オイルを浸透させたろ紙で出来ていて、長期間の使用が可能です。
比較的空気抵抗は少ないです。オイルを含んでいるので、砂や埃に加え、水分にも強いです。
※「乾式」と「湿式」のいいとこ取りみたいな感じですね。
こう見ると社外キャブレターなどに交換した後、「どのタイプのフィルター」をつけるか(もしくは直キャブ)によって雨天時の乗りやすさに変化が出るかがわかりますよね。
空気抵抗が少ないフィルター(空気をたくさん送り込めるのでパワーは出るはずです)を使うと、パワーは出せるが雨や湿度の変化によって、セッティングが狂いやすくなるということになります。逆に、オイルを含んだフィルターを使えばピーク時のパワーは控えめになりますが、天候の変化には強いはずです。
それでは交換していきます。
交換手順は次の通りです。
① 右サイドカバーを外す
鍵で開けることが出来ます。特に説明することはありません。
② エアクリーナーボックスの蓋を止めている3つのプラスネジを外す
③ エアフィルターにアクセスできるので交換する
後は、入っているエアフィルターを取り出して交換します。
入るようにしか入らないので難しくありません。
交換後、少し乗って見ましたが変化はよくわかりません。(笑)
まあK&Nのフィルターが入っていたということは、交換された歴があるということですし、僕の車両は走行距離が35000キロ程度(メーターは変わっていますが合計値ではだいたいこのくらいです)なので、メーカーが指定する交換レベルには達していなかったのでしょう。
とはいえ中古車を購入した場合「いつ交換されたのか?」が不明な場合がほとんどですので、みなさんも一度エアフィルターを点検してみてはどうでしょうか?
フィルターが劣化して「ボロボロ」だと当然不調の原因になりますよ!
それでは!