こんにちは!
久しぶりの投稿です。
先日バイクのヘッドライトをハロゲンから「LED」に交換しました。
目次
「ハロゲン」と「HID」と「LED」の違い
バイクや車に使われるヘッドライトには大まかに3種類があります。
☑ハロゲンヘッドライト
☑HID(ディスチャージ・キセノン)
☑LEDヘッドライト
1:ハロゲンヘッドライト
昔から流通しているもので、用品店やホームセンターなどでも入手可能ですが、明るさは3種類の中で最も暗いです。
注意ポイント
発熱と消費電力も多く、寿命もこの3種類の中で最も短いです。
ただし一番安価なので手軽ですし、汎用性が高いです。
2:HID(ディスチャージ・キセノン)
車では1990年代から採用され始めました。
ハロゲンライトの2倍程度の明るさなのでかなり明るいです。また消費電力は少ないです。
光の色を変化させやすいので、紫や青みがかかった色や、真っ白な色のものがよく販売されていました。
少し前には車のカスタムで流行りましたよね。
注意ポイント
明るい分高価になりがちなのと、制御するためのユニットが必要になります。
バイクではこのユニットをどこに収めるかが一番の問題になります。
カウル付きのバイクならなんとかなりますがスペースがないバイクでは収納場所を考える必要があります。
安物では制御ユニットからノイズが発生することもあるので注意が必要です。
3:LEDヘッドライト
明るさはHIDよりも少ないです。
他の2種類に比べ圧倒的に長寿命なことや、消費電力が少ないこと、またデザイン性が高いことから最近では車でもバイクでも主流となってきています。
「RIZINGアルファ」を選んだ理由
↓クリックすると公式ページに飛びます。
スフィア 「バイク用LEDヘッドライト」↓Amazon・楽天・YahooShoppingはこちら
僕が今回LEDライト(RIZINGアルファ)を選んだ理由は以下の通りです。
☑消費電力
☑明るさ
☑寿命
☑日本製
☑2年保証
ハロゲンバルブに比べると「魅力的な点」がいくつもありますね。
実は昔から気になっていたのですが、購入まで少し時間がかかってしまいました。
その訳は某ショッピングサイトでのレビュー。
「取り付ける際に破損した」といったレビューがいくつも見られたので、購入ボタンを押すのを躊躇していたんですね。
5000円程度の商品ですので、ハズレを引いても再起不能にはなりませんが、お財布に優しい金額でもありません。
思い出すたびに悩んでいたのですが、人柱的な意味も含めて今回はレビューして見ることにしました。
1:消費電力
僕のバイクは純正でハロゲンヘッドライトが取り付けてあります。
サービスマニュアルには12V55Wのバルブが指定してあります。
セルがないバイクなので、バッテリーが小型の物が採用されています。
そのため、社外の電装品をいくつも取り付けると消費電力の問題が気になります。(ETC・USB電源・グリップヒーター・・・など)
LEDが消費電力が少ないことは皆さんご存知ですよね。
家の電球なども消費電力が少ないため電気料金の節約になるなどとよく聞きますよね。
ハロゲンに比べると大幅に消費電力を節約できますね。
2:明るさ
バイクの「ヘッドライトのLED化」を考えている方のほとんどは、この部分が理由ではないでしょうか?
車は左右に2つヘッドライトがありますが、バイクには正面に1つしかヘッドライトがありません。
それだけでも暗く感じやすいのに、車で多く採用されているHIDやLEDに比べ明るさが劣るハロゲンライトが装着されている車両がバイクでは多いです。
そのため車に比べると圧倒的に暗く感じます。
バイクでは転倒や接触が大怪我に繋がります。
暗くてよく見えない状態では安心して運転できません。
バイクに乗り始めた10代の頃は多少暗くても、問題なく運転してましたが、加齢に伴い暗さに不満が出るようになってしまいました(笑)
3:寿命と耐久性
数年前LEDバルブが流行り始めたころ、Amazonで中華製のLEDバルブを購入し使用していました。
しかし2年ほど使用したあたりから点滅を繰り返すようになってしまい、夜間運転中のバルブ切れが怖かったので使用をやめました。
理論上ではハロゲンライトよりもLEDバルブの方が高寿命ですし、10年以上の使用が可能という事を謳っている商品も珍しくありません。
しかしバイクでの使用は、「振動」や「雨」「湿度」など過酷な条件です。
LEDバルブに限った話ではありませんが、車用として販売されているものをバイク(特に振動の強いバイク)に使用すると、公式で発表されている寿命よりも短い期間でトラブル(故障)することが多いと感じます。
発光部分の寿命よりも先に、振動などで本体が壊れてしまうようです。
そこで、今回はバイク用として販売されているものを選びました。
このLEDバルブは公式HPにて、耐振20Gと謳っています。
公式HPはこちら↓
スフィア 「バイク用LEDヘッドライト」ポイント
2輪用車載機器には20Gの耐震性能が求められており、振動加速度試験をクリアしているそうです。
このバルブは2輪用のETCなどと同じように、耐震性能が保証されています。
(ちなみに車の耐震性能は3G程度だそう。)
4:バルブのサイズ
明るさや金額よりも「自分のバイクに取り付けることができるのか」が一番大切だったりします。
僕のバイクはヘッドライトケース内部に余裕があまりありません。
ポイント
高性能なバルブ(明るいバルブ)は発熱が多いため、冷却用のファンを取り付ける必要があります。(もしくは冷却用のフィン)
そのため、どうしてもバルブ自体のサイズが大きくなってしまいます。
これはHIDも同じです
そうすると、ヘッドライトケースを取り付ける際、干渉してしまい閉じれなくなってしまいます。
参考
レンズへの固定部分から配線のコネクタまでの長さを計測しました。
Amazonの中華バルブ:約34mm
RIZINGα(LEDバルブ):約29mm
PHILIPSのハロゲンバルブ:約29mm
写真の都合上、斜めになっているので計測が正確ではありません。
あくまでも参考程度に見てください。
PHILIPSのハロゲンバルブは一般的なハロゲンバルブの大きさですから、RIZINGαはほとんどのバイクに装着が可能だと思われます。
スフィア 「バイク用LEDヘッドライト」逆にAmazonのLEDバルブは約4〜5mm程度長いです。
以前つけていたAmazonのLEDバルブはライトケースに干渉していました。
無理やり押し込めば取り付けることができていたのでそのまま使っていました。
これは配線やバルブに負荷がかかるのでオススメできません。
今回バルブが故障してしまったのも取り付け方が関係あるかもしれませんね。
「CB400SS」「CL400」ヘッドライトバルブの交換
特に難しいことはありません。
交換する手順は以下の通り。
1:ヘッドライトレンズを外す。
2:バルブを付け替える。
3:ヘッドライトレンズを戻す。
簡単ですね(笑)
レンズを取り外すと、バルブにアクセスできます。
もともとついていたバルブを取り外してRIZINGαを取り付けます。
このLEDバルブ、3極のコネクタ部分が厚く作られているのか、差し込みに力が必要です。
某ショッピングサイトのレビューには「バルブを取り外す際に破損した」という報告がいくつも上がっています。
今回僕が取り付けたところ、差し込みはかなり硬かったです。
それに伴い、取り外しにかなり気を使います。
力いっぱいに引き抜こうとすると、バルブを破損しそうな感じです。
とはいえ僕の場合、慎重に少しずつ取り外せば大丈夫でした。
RIZINGαの性能は・・・
iPhoneのナイトモードや一眼レフですと、カメラが光に対する感度を上げてしまうため、実際の照射状態とは異なるような写真になってしまいます。
そのため、この写真はあまり参考になりません。
僕の体感としては、以前のLEDバルブ同様「ハロゲンバルブと比べると圧倒的に明るい」です。
また消費電力が減ったからか、メーターの照明も明るさが増したように感じます。
あとは耐久性がどうかといったところですが、
2輪用として開発され耐震テストもクリアしているということですのでかなり期待できそうです。
金額を考えればとても満足していますし、おすすめできるLEDバルブです!
公式HPはこちらから↓
スフィア 「バイク用LEDヘッドライト」※保証期間が1年から2年へと変更になったようです。
これからの時期は日中が熱くて、バイク乗りには厳しい季節です。
夜間走行には、明るいヘッドライトが装着されていると安心ですよね。
ご自身のバイクのヘッドライトに不満がある方はぜひオススメですよ!
それでは!