最近のスマホは急速充電に対応しています。
また技術の進歩によりナビなどのアプリの性能も上がりましたが、消費する電力も増えています。
見た目は同じでも、昔のUSB充電器は供給できる電力が少ないんですね。
充電に重要な電力(W)は電圧(V)×電流(A)=電力(W)で計算出来ます。
わかりやすいところでいうと、「iPhone」の充電器と「iPad」の充電器では充電時間に約2倍の差がでます。
「iPhone」電圧(5V)×電流(1A)=5W
「iPad」電圧(5V)×電流(2,4A)=12W
となるからです。
ちなみにUSBの規格の関係上、電圧はほとんどの場合5Vとなります。
バイク用だと、特に古いモデルでは「電流(A)」が低いため、電力(W)が低い物が多いです。
そのため、充電しながらの使用でもバッテリー残量が減っていくという現象が起こってしまうんですね。
であれば、電圧(A)が高い充電器を使えばいいのですが、これが意外と売っていません。(バイク用では)
最新のスマホでは、18W〜20Wの急速充電に対応しているので、せっかく新調するならこの規格に沿った充電をしたいところです。
急速充電できる環境をバイクから取ろうとすると、主に2つの選択肢があります。
①:急速充電に対応したUSB充電器を取り付ける
②:シガーソケットを介して急速充電できる充電器を使う
1つ目の方法は、急速充電に対応したUSB充電器を取り付ける方法です。
Amazonなどでは中華製の製品が多く出品されていますが、有名所ではデイトナから販売されています。
ただ製品の特徴上使えるケーブルを選ぶようです。
2つ目の方法は、シガーソケットにシガーソケット用のUSB充電器を取り付ける方法です。
本体が少し大きくなりますが、昔から車、バイク用品への電力供給に使われてきた規格なだけあって、商品も多いです。
急速充電に対応したものもたくさんあります。
ただ、基本的に防水処理は施されていないです。(僕は雨の中バイクに乗らないので気にしませんでした)
手元に「シガーソケット」があったので、シガーソケットからUSB充電器に変換しています。
とりあえずこれで、充電中に電池残量が減っていく問題は解決しました。
バイク用のUSB充電器を選ぶ際は「急速充電」に注意して選びましょう!