こんにちは!
社会人になってから夏休みを実感することが少なくなりましたが、8月中旬といえば世間は夏休みですよね。
夏休みといえば、自由研究ですよね(管理人は自由研究わりと好きでした)
今日は自由研究をやっている感覚で工作をしてみました。
みなさんバイクや、車の電装関係を触るときに動作確認をしたいことってありませんか?
僕の場合は集合住宅に住んでいるので、バイク置き場と自室の距離があります。
そのため、中古で部品を買ったときなどいちいちバイクまで持っていき、分解して動作確認するのって面倒なんですよね。
自宅でバイクの電装品(12V )の動作確認ができればいいなといつも思っていました。
※一般家庭のコンセントは100vなので12vの電装品は使えません。
ネットでサーチしたところ、PCや家庭用ゲーム機の電源についている変換器を使えば、コンセント(100V)から電力を変換することができるようですが、場合によっては過電流が流れて電装品が壊れてしまうことがあるらしく、二の足を踏んでいました。
ちなみにwillの電源は100V→12Vに変換するのにちょうどいいらしいです。
ですが、ショートして火災になったりするのが怖いので今回はパス。。。
もっと手軽にできるものはないか考えた結果、電池を使った装置を作ることにしました。
屋内で常時使用するわけではなく、動作確認に使うだけなので電池でいいと判断したわけです。
電池ならどこにでも売っていますし。。。
今回使った部品たち
・電池ホルダー
(今回は単3電池を使います。単3電池は1.5Vなので直列で8個つなぎ、12Vにします。電池ホルダーは単3電池を4本セットできるものが売っていたので、2つ使います。2つで400円くらいです。)
・スナップ
(電池ホルダーから+線とー線を引き出します。今回は電池ホルダーを2つ使うのでスナップも2つ使用します。2つで300円くらいです。)
・スイッチ
(必需品ではありませんが、スイッチがないと、電池ホルダーから伸びる配線が、検証したいパーツに触れた瞬間に電気が流れてしまいます。せっかく作るのでスイッチで電気の供給をコントロールできるようにしました。200円くらいです。)
・ワニ口クリップ
(検証したいパーツの端子にセットします。スイッチと同じく、なくても大丈夫ですが両手をフリーで使えるようにするために買いました。2つで100円くらいです。)
・電池
(先に書いたとおり、単3電池は1つ1.5Vです。12Vにするには8個をつなげる必要があります。(直列・・・+と-でつなげる)12個のパックで900円くらいでした。電池が一番高かったです(笑))
制作のポイント
①繰り返しですが、単3電池は1.5Vなので8本直列でつなげると12Vになる
②自動車関係用の配線ではないので、スナップの配線は細い。通常のカシメ作業を行うと切れてしまう可能性有り。ワニ口クリップなどは巻きつけて半田付けを行う
③むき出しで保管するのは配線に引っ掛けて壊しそうなので、ケースを作る。
こんな感じで作ります。
配線を接続するには、こちらの記事の「割り込み」を応用します。
キボシ端子をカットしたものでかしめる代わりにハンダを流し込み固定する感じですね。
※僕はハンダ付けが下手くそなので詳細の写真は割愛します(笑)しっかりと温めることでスッとハンダが流れていくと思います。
ケースを作る
後はこの装置をむき出しで保管しておくのはちょっと・・・なのでケースを作ります。
といっても使うのは100均で買ったタッパーです。室内で使うので防水や防塵は気にしていません。
衝撃吸収のためのプチプチを敷いて電池ホルダーをセット。
後はスイッチをどこにつけるかですが、スペース的にタッパーの蓋につけることにしました。
少しピッタリすぎるサイズを買ってしまいましたね。
ちなみにスイッチのサイズ的に直径12mm程度の穴を開けるのですが、今回はデザインカッターを使います。蓋は比較的柔らかい素材なので。
デザインカッターを使うと通常のカッターでは難しい小回りの効いたカットができます。
ステッカーを自作するときなんかに使うといいですよ。
あとは装着すれば完成です。
動作確認してみる
スイッチON!!!
自宅内で12Vのテールランプを動作させることができました。
ちなみに原付きなどで6vの場合は単3電池4本で作成すれば使えるはずです。
逆に輸入車などの24Vの場合は16本直列で繋げば理論上は可能ですが、ちょっと現実的ではないですね。電池のコストもかかりますし。
保管するときは、スイッチをOFFにしてから電池を1本抜いて保存します。(電気が流れないようにする)
今年の僕の自由研究はこれにて終了です。
電池代含めて2000円くらいです。十分楽しめたと思ってます(笑)
最近は雨が多いですし、晴れたら暑すぎて日中はバイクに乗れないですからみなさんも取り組んでみてはいかがですか?
それでは!